一般社団法人日本キネステティク普及協会

キネステティク・クラシックとは

キネステティク・クラシックのクラシックは「古典」ではなく、「原点に返る」という意味です。

キネステティクは、アメリカで開発された動きの感覚を使った動きの学問・知識の集成です。

開発者は「キネステティクは動きの言語化だ。動きは文化から影響を受ける。キネステティクも日本の文化に合わせて変えていかなければならない」と言っていました。
しかし、日本おいては、アメリカで開発されたテクニック的なものになろうとしていました。また、キネステティクの6つの概念(概念=考え方)に所有権を主張する動きが強くなっていました。そのため、日本の言葉と文化に合致したキネステティクの普及は不十分なままです。

キネステティクは本来「教わったり、訓練されるもの」ではなく、「自から学び体感するもの」です。そのためには、日本の文化や生活習慣に根差し、日本人の体型や言語に適合したカリキュラムが必要となります。

キネステティク・クラシックは、キネステティクの原点である「動きの言語化」を大切にし、単なる「翻訳」ではない本質を伝える「超訳」によって、日本人にも分かりやすく、日本人の体型や文化・生活習慣に合致したものを目指しています。

キネステティクの概念の内容はとてもうまく構成されています。そこを理解できるように、いろいろな学問、知識、ツールを使い教育できれば、今までよりわかりやすい「動きの言語化」が可能になります。動きに問題を抱えた人は自分で分析して問題解決できるかもしれません。自分で解決できない人は、キネステティクの概念を理解した人が手伝って問題解決できるかもしれません。

組織の拡大でも参加者の増加でもなく、多くの人が動きの問題を解決できるようになることが、NKAのキネステティク・クラシックの目標です。